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リハビリ、始めます。

自分の過去の経験を顧みたり、子供の様子を見たりしていると
成長って階段状に起こる事だなぁ・・・と思います。


昨晩、ふと極度の過労で倒れる前の自分を思い出しました。
"私、誰が相手でもやっていける。相手に合わせて振る舞える。"
相当な八方美人です。
トンデモナイことを考えていました。
それには、背景があります。

家族の話を、最近まで20年ほど聞き続けて来ました。
私は家族の中では一番年下なのですが、聞き続けました。
家庭内カウンセラーのような役割を持った時期もありました。

心理関係の本を読んで知ったのですが、カウンセラーのお仕事で大切なことに
"相手を否定しない"
"相手に共感する"
"口外しない"
というのがあるそうです。
専門的な教育を受けず、15~20歳の頃に身に付きました。

約30歳年上の人を相手に、全く専門の教育を受けず
人生経験もないのに、共感する高校生。
無理がありすぎました。

家庭内で自分を守るために、"相手の求める顔、振る舞い"を作りました。
頭の中に、8つのスイッチのイメージが出来上がりました。
不思議と、スイッチが自動的に入れ替わるのです。
すると、"自分"というものがどういう者なのか、どういう人格なのか
いつの間にか分からなくなってしまったのです。

そのまま、求められるまま、極度の過労で倒れるまで続きました。


今、外出して人に会うと、とても疲れることが多いです。
次の日に熱を出してしまうこともあります。

おそらく、"自分の人格"が、無意識のレベルではもう分かっているのでしょう。
でも、意識レベルでは分かっていないので
倒れる前の名残で、"相手の求める顔、振る舞い"を無理に作ってしまって。
そして、体は無意識レベルに対して正直に反応して、疲れたり発熱したりしているようです。
"自分の人格"は、そんな顔や振る舞いをしないよ。
もう少し正直になりなよ。
そんなメッセージを、体は発しているのでしょう。

"自分は何者なのか?"、"自分はどういった考え方をする者なのか?"は
色々な人に会ってみないと、分からない部分があります。
声、表情、身振り手振り。
対面のコミュニケーションは、沢山のことを教えてくれます。
そういった面で、人は自分の心の鏡だと、感じます。


昨晩のことを思い返して、反芻して。
数年前に人に言われた
"会った人が、どんな考え方をするのか、考えてご覧なさい"
という言葉も、思い出して。
やっとその言葉の意味が腑に落ちて。
自分の意識上で、"自分の人格"を知りたい、と思うようになりました。
そのために、人に会いたい、と。
まだ疲れやすいでしょうから、少しずつになりますが
リハビリ、始めます。
by bo-sun | 2013-10-18 23:20 | 健康
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