子供の夏休みの宿題で、自由研究の項に
おうちの人と、おくずかけを作ってみよう というのがありました。 おくずかけは、宮城県の郷土料理のひとつです。 とろみのあるお汁物のようです。 山梨県のほうとうは、打ち粉をしたままの生麺を入れるので、とろみがつきますが おくずかけの場合、白石温麺を煮込んでとろみがつくのが、元々の作り方だそうです。 でも、最近は、かたくり粉でとろみをつけるようです。 温麺の食感があると、さらに美味しいからでしょうか。 子供は、お給食でいただいたことがありますが 私と彼にとっては、初めて。 未知の食べ物に "なんだろな~?どうだろな~?" と、思いながら、食材を買ってきました。 昨晩、煮干と昆布の出汁とりと、干しシイタケを戻すための水浸しをして寝ました。 新潟県の、のっぺのように、大鍋で沢山作った方が美味しいものが出来そうに思ったので 分量は、宿題の倍の8人分。 お出汁も、煮干&昆布と、干しシイタケの戻し汁を合わせて5カップ。 そして、ウチで一番大きなお鍋で、コトコト。 お野菜類を先に出汁で煮て 薄揚げ、サヤエンドウ、豆ふといった彩りと温麺は お醤油とお塩の味付けと同時に入れるようです。 お昼から温麺を入れれば、片栗粉は要らないでしょうが 温麺の食感を残したいので、今日いただく分だけを別のお鍋に取って 後で入れることにしました。 お鍋を覗いた彼は のっぺに似てるね。 おくずかけから ゴボウと豆ふと温麺を引いて ニンジンをイチョウ切りから小さめの乱切りにして お豆腐、赤いかまぼこ、ゆりね、貝柱の缶詰めを入れて 味付けにみりんを足して甘味を出したら、のっぺになります。 パッと見では、鮮やかな彩りが のっぺに似ています。 とろみのある薄いお醤油味なのも、のっぺと一緒。 (のっぺのとろみは、里芋のとろみです) 今夜は、おくずかけとスイカかな~。
by bo-sun
| 2013-08-16 16:14
| 台所仕事
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