GW後半と今日まで、パタパタしていました。
というのは、急きょ栃尾まで山菜採りに行ってきたのです。 今年の栃尾は、雪が溶けるのが遅くて いつもの年なら4月20日頃に終わる山菜採りが GWに丁度真っ盛りだという義父の話を確か4月29日頃に聞きました。 (パタパタしていて、珍しく正確な日付を忘れました。) 子供の好物のゼンマイが どこにどのように生えていて 食べるまでにどのように手を加えるのかを見せたいと思ったのです。 私自身も、山菜採りは2回目です。 知っている人と一緒でないと、すぐに遭難してしまうし 採っていいものと悪いものの区別がつかないのです。 ゼンマイは、湿った斜面に生えています。 ですから、何度も転んで泥だらけ。 真ん中がふっくらしているのが、オスの芽。 来年また生えるために、採らずにおいておきます。 真ん中がペタンとしているのが、メスの芽。 これを採って食べます。 これらの芽を覆っているワタは、栃尾の手まりの材料になります。 山の幸を無駄なく使う知恵だなぁ・・・。 10秒ほど、さっと湯通ししたら・・・。 ゴザに広げてひたすら揉んで、カラカラになるまで乾かします。 ちょこっと揉んだところで、帰る時間になったので、続きは仙台で。 少し揉んだだけでも、手が真っ赤になる位、灰汁が出ます。 戻す時もとても灰汁が出るので、何もしなければ、食べるのが大変そうです。 最初に食べ方を考え付いた人って、すごいですね。 そして、雪国では、山の雪の溶ける今頃が、一年で一番空気が乾いているので 山菜などを干すのに一番いい季節です。 本当に理にかなっているなぁ・・・。 揉めば揉むほど、美味しくなるんですって。 カビないように、でもちゃんと揉めるように 時間をかけて、お天気と相談しながらの作業です。 本当に、晴れた日は、一日かけてご~ろごろ。 ひがな一日ご~ろごろ。 夜は夜で、少し窓を開けて、風を通しておきます。 お陰で、他の家事がちょっとおろそかになってしまいました(笑) 編物もお休みです。 こういう手間がかかるお陰か、栃尾でもゼンマイを採る人は余りいないそうです。 なので、採るところから、ちゃんと乾かして1年もたせるようにする方法と 戻し方と食べ方までを経験できる環境に居るのは 今の時代の私の年代では貴重で、ありがたいことだなぁ・・・。 さて、揉み乾燥の作業に戻って。 昨日は風が強かったのですが、飛んで行かずに結構揉み乾燥ができました。 今日は、風がなくてよく晴れたので、無事に1年分のゼンマイが出来上がりました。 これを1度茹でこぼしてから使います。 それにしても、生えているときは黄緑色なのに 乾かすと濃い赤紫色になるんですね。 不思議です。 今回、ゼンマイ以外にも、コゴミやワラビ、野蕗、山ウドと、色々採って 明野から仙台に来て初めて、3年ぶりの山の幸を味わいました。 山菜の苦みは、冬の間に体に溜まった塩分や老廃物を体外に出す と聞いたことがあるからでしょうか。 食べてスッキリした気分になりました。 でも、美味しくてついつい食べ過ぎました。 ダイエットが待っています(苦笑)
by bo-sun
| 2013-05-09 23:54
| その他家事
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