仙台市博物館で5月6日まで開催の、"若冲が来てくれました" ギリギリで見て来られました。 春休みは、子供を誘ってみたら興味なく。 平日で体調等がいい日を選んでいたら、今日になってしまいました。 偶然お仕事がお休みだった彼を誘って 絵心がない者同士で出掛けました。 江戸時代に描かれたとは思えない位、きれいに残っているものですね。 大きな屏風に、細かく描かれた動植物や絵巻物を見て 二人で"いいねぇ。" 県立美術館に置いてある絵は "どこが良くて置いてあるの?" と二人で首をかしげていましたが 今日はすごいなぁ・・・と感じました。 絵葉書を買ってきましたが、白だけでよくもまぁ、鶴が何羽も居ると、描き分けられること。 金箔や銀箔の上に描いた絵もあって、間違えられない緊張感はすごかっただろうな、と 想像してみたり。 そして、その繊細な描き方と比べて、ちょっと笑ってしまったのが、虎の絵。 大きな猫、という感じなのです。 テレビも写真もない時代に、想像だけでよくここまで描いたなぁ・・・と思いつつも 獰猛さよりも、かわいげが前面に表れた絵に モデルから想像を膨らせたのだろうな、と感じました。 見たことがある物は、とても現実的に。 見たことがない物は、想像を豊かに。 そして、色合いが穏やかで、見ていて心地よくて。 昔の日本画が、ちょっと好きになりました。 アメリカ在住の個人所有の絵を展示してあったのですが よくもここまで集めたものだし、よくもきれいに保存してあるなぁ・・・と そこでもびっくりしました。 絵を見に行ったのか、人を見に行ったのか、という位 混んでいて、余りじっくり見られませんでしたが それでも絵心のない者にとっては、とても印象深い絵画展でした。
by bo-sun
| 2013-05-02 22:54
| お出かけ
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